[eインテリア]家具の素材、表面材料、塗装について | マメ知識 | eインテリア

家具の内部に使われる素材について

家具は機能や用途に応じて、各メーカが最適と考える材質・部材を選定して製作しています。多くの家具は、家具の部分毎に異なる種類の素材で構成されています。
例えば、天板には強度を重視してハニカム構造。引き出しや扉の前板には天然木無垢材。本体構造部や棚板にはフラッシュ構造、のような構成です。

天然木・無垢材(ムク材)

天然木材そのもののみを使ったもの。自然な天然木を加工したもの。

集成材

細い長い天然木材をつなぎ合せて接着加工し板にしたもの。

集成材集成材集成材

プライウッド

プライウッドは薄くシート状に削った板を何枚か交互に重ね、圧力をかけて整形した材料です。つまり、合板なのですが、北欧のイスなどに良く用いられる素材はプライウッドとも呼ばれます。ムク材では難しいカーブがつけられるのが特徴であるともいえます。下記の写真はSpeedy社製品で、バーチ材のプライウッドです。(バーチ材とは主にフィンランド産の樺材をいいます)

プライウッドプライウッド

繊維板

繊維板を大きく分けると、ハードボード、MDF、インシュレーションボードの3つのタイプがあります。規格は、JIS  A 5905  繊維板

・ハードボード:主に木材などの植物繊維を成型した繊維板のうち、密度が0.80g/cm3以上のもの
・MDF(中密度繊維板): 主に木材などの植物繊維を成型した繊維板のうち、密度が0.35g/cm3以上でドライプロセスによるもの
・インシュレーションボード: 主に木材などの植物繊維を成型した繊維板のうち、密度が0.35g/cm3未満のもの、アスファルト処理したシージングボードは密度0.35g/cm3未満のもの

パーティクルボード

木材をチップ状にの小さく砕き、これを接着材料で圧縮成型したもの。内部に空気が含まれるため、断熱性や遮音性が高い。逆に、水や強い衝撃に弱い性質をもつ。規格は、JIS  A 5908  パーティクルボード
パーティクルボード

MDF(中密度繊維板)

Medium Density Fiberboardの略号で、中質繊維板ともいわれる。木材を繊維状にして、熱圧で成型したもの。構造が均一なため、プラスティックのように見え、狂いが生じにくく加工しやすい。表面が滑らかで硬い性質をもつ。

フラッシュ構造

木製の枠を組み、その上下を薄い板ではさんで張り付けることで、板材のように作る。枠組みの内部に空洞があるので、軽くて丈夫、低価格で制作できる。応用範囲は広く、テーブルの甲板に使用されることも多い。フラッシュの特徴は、寸法の変動が少ないことです。ムク板は湿度や気候の影響で伸縮、反りなどが本来的に起きるのですが、均質で量産に向いている材料といえます。

フラッシュ構造フラッシュ構造フラッシュ構造
木製の枠を組み、上下を化粧板で挟む。これらを張り合わせ、専用のプレス機械で圧縮し、板を密着させる。所定のサイズにカットし、切り口などを化粧薄板や化粧テープなどで貼り付ける。

ハニカム構造

蜂の巣の構造をしたパルプを表面板と板の間にはさんだ構造です。強度がありかつ軽量で、荷重のかかる天板などに使われます。
ハニカム構造

合板(ベニヤ)

木材を薄くスライスしたものを、木目が縦横交わるように数枚重ねて接着したもの。板面が平均した強度となる。この合板に表面に様々な加工をほどこし、化粧合板としたものも多くある。

シナベニヤ

表面にシナ材を使用している合板。表面が比較的綺麗なため、工作や化粧板として利用される。水、湿気に弱いため屋外や屋内の濡れる場所には利用できない。

木質ボード

木質ボードは繊維板・パーティクルボード等、木質・植物質材料を原料としたボードの総称です。原料を繊維状にしてからプレス成型したのが繊維板、細片にしてからプレス成型したのがパーティクルボードです。繊維板・パーティクルボードにはJIS規格があり、管理された工場から安定した品質の製品が供給されています。

タイコ構造

フラッシュ構造と同じ意味で「タイコ構造」と呼ぶ場合があるようです。

家具の表面に使われる素材について

天然木・突き板(ツキ板)

天然木化粧合板。天然木を薄くスライスしたシート状のものをMDFなどの合板の表面に接着したもの。表面上は天然木と変わらない質感を出します。

プリント紙化粧合板

木目やカラー印刷したプリント紙(シート)を合板の表面に貼り付けたもの。キズ防止や耐水性などのために、表面に樹脂系の仕上げ塗装や熱加工したものも多い。

ポリエステル樹脂化粧合板

木目等の印刷をした紙(チタン紙など)を合板の表面に貼り付け、表面にポリエステル樹脂の塗装を施したもの。

メラミン樹脂化粧合板

メラミン樹脂を浸透させた紙を積み重ねて作った板がメラミン樹脂板です。耐薬性に優れて、硬質で、耐水性も良好です。テーブルにもよく使用されています。

オレフィン系シート

燃焼してもダイオキシンなどの有害物質がでないエチレン系炭化水素の重合体(ポリオレフィン)によるシート全般をいいます。材質としては主にポリプロピレンやポリエチレンにあたります。ツヤ光沢のある美しいシートや木目をリアルに表現したシートなどがあります。耐久性、耐水性、耐熱性、耐汚染性に優れています。

表面塗装仕上げ

天然木やMDFなどの表面を塗装することで表面を仕上げる場合もあります。塗装方法や塗料に応じて様々な塗装仕上げ方法があります。

ラッカー塗装

クリアラッカー、ラッカーエナメルなどの合成樹脂塗装。シンナーなどで塗料が落ちる。

ポリエステル樹脂塗装

特徴は厚塗りできることで、仕上がりは光沢のある鏡面仕上げになります(ピアノがその代表例)。 傷が付くと、修理するのが難しくなる。硬度、透明度が高い。耐薬品性に優れているが、柔軟性に欠け、衝撃性、密着性が弱い。

ウレタン樹脂塗装

光沢に富み、密着力に優れている。耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、耐衝撃性に優れているため、一般家具に広く使われています。家具塗装の中では、高級な塗装になります。

UV塗装

UVとは、Ultraviolet raysの略で紫外線のことです。塗料に紫外線をあてて硬化する塗料を使用するものがUV塗装です。特徴として、速く乾くので均一な塗膜が得られ、耐摩耗性・耐薬品性・耐溶剤性などがポリエステル・メラミンなどの従来の塗装より優れています。

オイルステン仕上げ

自然の植物油やワックスをベースにした塗料です。材木に浸透してよくなじみ、自然の風合いを出します。塗装表面のワレ、ハガレ、メクレなどおきません。

ホルムアルデヒド発散区分

ホルムアルデヒド発散区分について

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