アッコのヨーロッパだより3【eインテリア 家具の通販】

『アッコのヨーロッパだより』

第3回ドイツだより「ドイツのクリスマス」

今年もまたこの時期がやってきました。 11月も20日を過ぎると町はもうクリスマスの雰囲気で満ち溢れます。 街の通りの上には星の形や花の形など、さまざまな形の光のイルミネーションが飾られ、輝きを放っています。それに加え、街のところどころには巨大なクリスマスツリーが立てられクリスマスのロマンチックな雰囲気をかもし出しています。

各家庭の家のドアにはリースが掛けられ、窓辺にも外から見えるように、暖色の光を連ねます。 なんといってもクリスマスは1年のクライマックスでしょう。 クリスマスの4週間前の日曜日に、アドベント(キリストの誕生を祝う準備の期間)がはじまります。4本のろうそくが立てられたアドベントクランツ(リースの上にろうそくが立っているもの)がテーブルの上に置かれ、ティータイムや食事の時になると明かりが消され、そっとそのろうそくに火が灯されます。実に厳かな気分になります。 アドベント1週間目は1本目、2週間目には1本目と2本目というように順番に火がつけられ、クリスマスには4本のろうそくにいっせいに火が灯されるのです。

各町の広場にはクリスマスマーケットがたち、たくさんの屋台が並びます。はるばる遠方からもたくさんの人が訪れ、身動きがとれなくなるほどにぎやかです。ろうそくやさん、木のおもちゃやさん、お茶屋さん、手作りアクセサリーのお店、クリスマスツリーのデコレーションのお店、帽子やさん、陶器屋さん、焼きソーセージの香ばしいかおり、甘いクレープの香り、またグリューワインというあったかい赤ワインに独特の香料が入った、体も心もぽかぽかとあったまるこの飲み物もこの時期に飲まれます。

家庭では、伝統的にWeihnachtsplaetzchen(ヴァイナハトプレッチェン)というシナモンやナッツ、チョコレートなどを使ったさまざまな種類の手作りのクッキーをたくさん作り、子供たちの楽しみのひとつとなっています。

ドイツのクリスマスツリーは本物のもみの木を使い、ろうそくも本物のろうそくを使います。飾りも多色使いではなく、2色ほどにとどまり、おごそかで落ち着いた、まさに"聖なる"という香りが漂います。なんてロマンチックなのでしょう。 もみの木の飾りつけは、12月24日か25日に行われ、もみに木の下に置かれたプレゼントは24日の夜、家族のみんなが集まった時に開けられます。 こうして家族だけで静かに祝うドイツのクリスマスの夜は、ろうそくのともし火とともにふけていきます。


【筆者紹介】通称アッコ。ドイツ、デュッセルドルフ郊外に長期にわたり在住。翻訳、通訳、インテリア関係の各種コーディネイト。

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