アッコのヨーロッパだより1【eインテリア 家具の通販】

『アッコのヨーロッパだより』

第一回ドイツより「くつろぎのインテリア」

窓辺を飾る真っ赤なゼラニウム、いろとりどりの花...
ヨーロッパのこの光景は、テレビでも写真でもお馴染みです。 道ゆく人たちをなごやかな気分にさせる、この窓辺の花は外にむけてだけではなく、実は家の中のインテリアにも現れているのです。

ドイツ人にとって、「家」とは一番くつろげる場所であり ドイツ語でいう、「Gemuehtlichゲミュートリッヒ(心地よい)」場所なのです。 また、寒く長い冬を家の中で過ごす時間の長いドイツでは、とりわけインテリアは、 深い意味をもつものなのでしょう。家族と、また気のおける友人たちとの語らいの場所、 共通の空間をいかに美しく保ち、また機能的に活用できるかは、それぞれの人の価値観と嗜好によります。 平地の多いドイツでは、日本と比べ、家の空間自体がまず広いこと、また共同の場所や家の中に緑をうまく取り入れていることなどがあげられます。 収納も天井いっぱいまでドアのついた棚であったり、窓の面積を広くとったり、見た目にも空間はさらに広がっています。

自分たちの住まいは自分たちでつくりあげる、こういったことがドイツの一般的な人の インテリアに関する考え方であるようです。つまり、壁紙の張替えはもちろん、カーペットを選び床の大きさに合せ切り敷き詰めること、壁や窓の桟のペンキの塗り替えといった住まいの全般にわたる改装をすべて自分たちの手で行ってしまうということが一般的です。 これには、専門家による作業は高くつくということや、労働時間が日本と比べて短いので 余暇の時間がたくさんとれる、といったことも理由としてあげられるのでしょうが、 やはり、とことん自分たちの気にいったものを自分たちでつくりあげることに喜びを感じる、ということが大きな理由ではないかと思われます。

「手作り」の暖かさを大切にする、ともいえるでしょうか。 その為、ドイツには家具だけでなく、植物も含め、様々な材料、部品、大工道具などを取り扱った「総合手作りインテリアショップ」があちこちに点在しています。そのショップを見て歩くことは本当に楽しく、思わず自分でもなにか作ってみたいという思いにかられます。住まいの改装に関するものは一から十まですべて揃えることができます。

また、日本との相違点として、照明があげられます。間接照明の多いドイツの住まいでは、小型のランプを部屋のあちこちに置きます。照明の色は白い蛍光灯ではなく、炎の色に近い暖色です。また、ろうそくをよく家の中、また庭での食事の際にもよく用いられます。

ドイツでは、ろうそくはインテリアにはかかせません。きれいなろうそくや洒落たろうそく立てはプレゼントにもよく贈られます。 庭には、それに加えてたいまつをたいたりすることもよくあります。夏には夜遅くまで明るいドイツですが、バーベキューパーテイーなどで遅くまで語り合うときなどによく使われます。ろうそくの火、またたいまつの火を眺めながらの団欒は、ひときわ心がなごむひとときです。そんなときの、日ごろの喧騒を忘れ、ゆったりとした時の流れを感じることこそが「くつろぎ」なのでしょう。


【筆者紹介】通称アッコ。ドイツ、デュッセルドルフ郊外に長期にわたり在住。翻訳、通訳、インテリア関係の各種コーディネイト。

「ドイツのホテル」   「ドイツのクリスマス」   「ハノーバーExpo」  「くつろぎのインテリア」

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